働く母の考え事
おもちゃ「レターパッド」


おじいちゃんからクリスマスプレゼントが届きました。「レターパッドDX」です。早速すごい勢いでタイプしてお手紙量産中。

■仕組み
・輪っか型のプレートを回したり付け換えたりしながら、切手サイズのカーボン紙でレシート位の紙片に文字を打つ。
・プレートはひらがな、カタカナ、数字&絵文字、目と口パーツの4種類。
・右ボタンがタイプ、左ボタンが紙送りの単純構造。
■女子らしい工夫
(1)携帯メール風の絵文字や顔文字が打てる
(2)添付の用紙がお守りやハートなど簡単な折り紙になっている
(3)目と口のプレートで添付の顔枠に好きな表情を描ける
■難点
・きれいにタイプするにはコツがいる(濃くタイプするための力加減やカーボン紙の調整、目と口の位置調整など。1年生なら器用な子向け、未就学児には難しいかも)

去年も欲しがってましたが、読み書き力や操作の感じを見る限り、今年でちょうど良かったです。
最初、思ったより小さいおもちゃだなあと感じましたが、娘がパチパチ打つのを見ているとこれで良いんだと思えました。見て触って可愛く感じる小ささ、1枚打つのに飽きない程度の字数です。
この手のおもちゃは昔もありましたが、当時はPCはおろかコピーすら普及しておらず、活字印刷は専門業者の技術による貴重なものでした。それを模した「印刷おもちゃ」は子供にとってハイテクでまぶしく、カーボン紙がすごく大事な物に思えたものです。
あれから四半世紀、家庭での印刷は当たり前、手「紙」はもはや廃れて電子メールが当然の今、このおもちゃは過去の技術を伝える遺跡になりました。「昔、タイプライターって道具があってね、」と。
ローテクなこのおもちゃに触れていると、限られた道具で作業するとかえってあれこれ工夫したくなる楽しさや、形ある物に手でさわる心地良さ、一つずつズレたりヨレたりする暖かみに気づかされます。この感覚、アナログ時代を知らずケータイやiPadに憧れる我が娘にもわかるのでしょうか。
いつか、過ぎ去った時代の名残りに触れることが貴重に思えるときまで、大切に持っていてほしいと思います。

#参考:レターメイトいんさつやさん
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更新のための更新201112
子供が小学校に入って、そういえばこういう世界もあったなあ...と思う場面が増えました。井戸端会議、共感トーク、同調圧力、噂話、相互監視etc...いわゆる「コミュニティ」です。
保育園の頃より有閑マダム率が上がっただけでなく、小学校の方からも親のコミュニティ化を要請しているように思えてなりません。町内会(まさにコミュニティ!)と共同の行事が数カ月に1回の頻度であったり、PTAの仕事が平日で月に何度もあったり(合理化反対の姿勢?)、持ち物や行事に関して口コミがないと情報不足だったり(親のコミュ力試験!?)。いまだ、平日に母親が家にいることを前提としている模様。女児に勉強教えても将来の想定は専業主婦なんだろうか。
小学校ではフルタイムで働く母親は保育園以上に少数派であることに加え、そもそもコミュニティ的雰囲気が苦手な私には、久しぶりに思い出した馴染めない感覚です。高校に入ったとき、湿ったムラの空気から急に解き放たれて新鮮な驚きを感じたものですが、今は逆に、わかってたけどやっぱりまだここにあったんだ...と軽く落胆する感じ。
進学し就職して上京し、しばらく自由に泳がせてもらったけど、結局元の世界に戻ったのだろうか。いや、繊細な心はとうの昔に擦り切れてしまったのだから、同じ世界でも見えるものは別に違いない。
実際、新たに社会的階層などという見たくなかったものまで見え始め、考え事は尽きません。
5年半後卒業するまでには、「人それぞれ色々でいいはず」という私の信念の、小学校における結論を導いていたいと思います。