働く母の考え事
人生全部を要約すると常に「いろいろあった。」(清水義範)
Uターンして職住近接の環境になり、昼休みは毎日帰宅しています。たまたまテレビをつけたら、いま話題の林先生が出てきて浦島太郎を20文字で要約せよと言うので、一体どうまとめるのか気になって見ちゃいました。模範解答は

「異境の姫との約束を破って急に老いた男の話」

…え、亀も海底の城もカット!?と、びっくりしたけど、亀はお使いで脇役だし竜宮城も短縮翻訳すれば異境、話の核心は約束と急な老化。さすがの模範解答です。逆に、これまで私が抱いていた海とか亀といったイメージはどうでもいい部分の抽出でしかなかったということに、再度びっくりしました。

考えてみるとブログの効能もこれと同じかもしれません。毎日投稿していた頃は、いろんなことがあった一日を限られた字数でどう切り取ろうかと、推敲を重ねて全角250文字に凝縮していました。そうしてできた要約は、ぼんやりした記憶から明確な気づきや経験の核心を抽出しています。そんな「記憶の見出し」があったからこそフィードバックが得られ、そのおかげで今の私があると思うのです。
経験のすべてを記憶することはできません。だから同じ一日を過ごしても、そのうちのどの部分に着目するかで、得られるものが違ってきます。他人に対しても同様に、その人のどの面に着目するかで、コミュニケーションが変わってきます。
これから何を経験するかは自由に選べないけれど、結果をどう要約するかは自由です。生きていて幸せを感じられるかどうかは、もしかして要約力にかかっているんじゃないかと、ふと思った昼下がりでした。
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