働く母の考え事
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欲しい本がAmazonで品切れだったときに
オバチャンではありますが一応新入社員なので、電話取りをやらせてもらってます。
東京時代は小さいながらもそこそこ人数がいる会社で、電話を取って注文だったら「営業部に代わりますのでお待ちください」と言って回していました。
しかし今は全部で数名のちっちゃな会社。注文電話もそのまま私が受けます。
「□□県の□□書店ですが注文をお願いします」
「はいどうぞ」
「『××××××』を1冊です」
「在庫確認します…(自社HPで検索)はいございます1冊ですね、それでは番線からお願いします」
「◆◆さんで、Dの○○、書店コード○○○○、□□県の□□書店です」
「承知しました、客注名などございますか?」
「『××図書館』でお願いします」
「かしこまりました。搬入日は来週×曜、×月×日に◆◆北海道支店に入ります」
「×日ですね。私□□と申しますが」
「私ずなと申します」
「よろしくお願いします」
「ありがとうございました」
…というやりとりです。
◆◆には日販、トーハン、大阪屋等の取次名が入ります。聞きながら短冊と呼ばれる細長く切った紙(わが社はただのコピー用紙使用)のてっぺんに、日販なら丸ニ、トーハンなら丸ト、大阪屋なら丸阪、(栗田なら丸栗だけどつぶれた…)などと書き、さらにコード番号や書名などを書いていきます。
注文対応のおかげで自社にどんな本があってどんな具合に売れて行ってるかがよくわかり、大変ためになっています。

さて最近出た本で、思わぬ売れ行きで品切れとなり現在保留扱いになっているものがあります。保留というのは、注文は受けるけれども出庫はいつになるか不明ということです。つまり今出版社内にその本の在庫はないけれど、全国のどこかの書店の棚には残っている可能性があり、それを書店さんが見限って「売れなかったよ」と返品してきたら、在庫が復活して出庫できますよということです。
本というのは委託販売制度という特殊な流通方式をとっているので、書店の裁量でいつでも自由に返品されてくるため、このような状況が生じるのです。

さて品切れの本ですが、当然増刷を検討しましたが専門書なので元々少部数で刷っており増刷部数もごくわずかなため、なんと「増刷して売り切ってもペイしない」という恐るべき見積が出てしまいました。印刷物というのは、200部刷ろうが2000部刷ろうが全体の印刷代はたいして変わらないため、部数によって単価がもんのすごく違ってしまうんです。東京時代は数百部の単位で印刷するなんてことは考えられなかったため(初版は最低でも2000部、増刷は1000部からでした)、品切れで注文が来ているのに増刷できない事態がありうるなんて、知りませんでした。
ということでその本は「品切れ・増刷未定」扱いでひたすら返品を待つことになりました。

で、Amazonを見ると早速2倍近いプレミアつきの古書が売られています(汗)品切れ情報をどこで知るんだろう…まさか一冊ごとに調べてるのかなあ。なんか便利な仕組みがあるんだろうね。せどりすげえ。

こういうとき、すぐに諦めて高い古本を買うよりも、三つ試してほしいことがあります。

【1】丸善ジュンク堂で在庫を調べる
丸善ジュンク堂のウェブサイトでは、全店舗の在庫から欲しい本の有無を検索することができます。Amazonで品切れでも、こちらにはある可能性がおおいにあります。上記の保留本もジュンク堂にはいっぱいありました。ちなみにジュンク堂のネットストアも送料無料です。

【2】書店の店頭で注文して1カ月ぐらい気長に待つ
上記の通り、書店から保留扱いで注文をかけてもらえば、そのうち返品が入って「入荷しましたよ」と連絡がくるかもしれません。
※しかし残念ながら待たされた挙句に品切れという返事が来ることも、ありうるようです

【3】出版社に直接電話する
たいていは送料200円程度・郵便振替後払いで直接注文を受けていて、3000円とか5000円以上であれば送料無料だったりします。
※ただし出版社の営業さんというのも、ほんとうに千差万別なので親切な対応ばかり期待できない面があります…

本は刊行されてすぐ、全国の書店に送られて新刊として棚に並びます。すなわち刊行直後が最も品薄です。しかししばらく経って売れないと、書店さんに見限られて出版社に戻ってきます(涙)この戻りは数カ月後から半年後をピークに常に一定数生じるため、これを待てるなら、わざわざプレミア本を買う必要はありません。
Amazonの在庫というのは全国の本の在庫の本当にごく一部なので、Amazonの品切れ=どこにも売ってない、だとは思わないでほしいのです!
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